鳥獣防止対策の爆音機の使用について 最終更新日:2025年8月25日 スズメによる農作物の被害について野生動物による農作物の被害は、農家にとって深刻な問題となっていて、鳥獣対策として、さまざまな技術の利用が試みられています。スズメは稲穂を食べる害鳥として知られています。特に収穫時期には、群れで稲穂を襲い、大きな被害をもたらすことがあります。スズメは籾殻をむいて中身を食べたり、まだ柔らかい米を吸ったりして、大切に育てたお米が被害にあってしまいます。 鳥獣防止対策の爆音機の使用に係る注意について農作物の鳥獣害防止を目的とした爆音機等の使用はかなり減ってきているものの、農地と住宅地等の混在化によって、爆音機の騒音に対する苦情が発生しています。やむを得ず爆音機等を使用する場合には、以下の注意事項の厳守をお願いします。 爆音機等の使用における注意事項1.住居の近くでは、爆音機の使用を極力避けて、これに代わる雀害防止策(防雀網、テープ等)を講じること。2.爆音機を使用する場合は、住居から使用場所までの距離を300m以上とるようにすること。3.住居から山際までの距離が極めて近い(約10m程度)地域で爆音機を使用する場合は、反響音の影響を考慮し上記2よりも距離をとること。4.爆音機の使用については、近隣の了解を得て使用し、他に迷惑をがかかるおそれがある時間は極力使用しないこと。特に、夜間は絶対に放置しないこと。※爆音機とは、一定間隔で爆発音を発生させ、スズメ等の野鳥から農作物等の被害を防止するための装置です。