機構集積協力金について
農地中間管理機構を通じて農地を貸し付け、一定の条件を満たした地域は、機構集積協力金を受け取ることができます。
協力金には(1)地域集積協力金と(2)集約化奨励金の2つがあります。
(1)地域集積協力金について
機構集積協力金のうち「地域集積協力金」は、農地バンクを活用して、担い手への農地集積・集約化に取り組む地域に対して交付するものです。協力金は、農地バンクの活用率等に応じて交付されます。
交付額は、農地バンクに貸し付け等を行った面積に対して、2.8~3.4万円/10a(農作業委託は1.4~1.7万円/10a)を乗じた額となります。
(2)集約化奨励金について
機構集積協力金のうち「集約化奨励金」は、農地バンクからの転貸等を受けて、農地の集約化に取り組む地域に対して交付するものです。
交付額は、農地バンクからの転貸等により新たに増加した1㏊以上(中山間地域又は樹園地は0.5㏊以上、北海道は6㏊以上)の団地面積に対して、1.0~3.0万円/10a(農作業受託は0.5~1.5万円/10a)を乗じた額となります。集約化奨励金は団地面積の増加割合に応じて交付されますが、団地面積の割合の増加幅によって設定される区分の上昇によって、再度交付を受けることが可能となっています。