近年頻繁に新聞やニュースで取り上げられるスマホなどが関連するいじめ事件、ゲームのしすぎや動画を長時間見ることによる寝不足が生活習慣の乱れにつながるなど、ケータイやスマホ、ゲームは子どもたちの生活に大きな影響を及ぼしています。
宮若市では、このようなインターネット等のトラブルを事前に防げるよう、児童会・生徒会の主体的な取り組み・学校での取り組みおよび、保護者の取り組を総合的に実施し、自主的・自発的な改善を図るためのルールづくりを進めていきます。
PTAも含め、家庭や地域の大人など全体のケータイ・スマホ等の使用マナー改善につながる活動としていくことをねらいとしています。
平成27年11月2日、マリーホール宮田で行われた宮若市「親と小中学生サミット」。
小・中学校代表23人のほか、教員、PTAなど約80人が参加し、各校からの意見をもとに、小中学生共通のルールを作るための会議を行いました。
各学校でまとめた意見を発表した後、中学校区ごとに分かれて意見を集約するためふせんに内容を書き込み、「実現性」と「重要性」を考えながらボードに貼っていきます。「これはみんな守れると思う?」「このルールはどれくらい重要かな?」など、中学生が小学生に声をかけながら意見を集約する作業を進めました。
最後には『親子で守るケータイ・スマホ・ゲームの約束』を共同宣言として発表したほか、今後その約束をどう周知し守っていくかを考え、それぞれが発表しました。この共同宣言をもとに、各学校でのルールを話し合い、全校放送での呼びかけやポスターの作成など、継続した活動を行っていきます。
宮若市 親子で守るケータイ・スマホ・ゲームの約束
共同宣言
子どもの約束
●家庭や学校で決めた時間を守ります!
●載せない、書かない、教えない!みんなで守ろう個人情報!
●悪口は書かない!絶対書かせない!
親の約束
●安全な使い方を見守ります!
●フィルタリングで守ります!