市議会のしくみ

「私たちの街を住みよい街にするために、私たち市民が色々な問題を話し合い、みずからの手で運営していくこと。」これが住民自治の基本です。
しかし、宮若市民全員が1ケ所に集まって話し合うことはできません。そこで、市民のみなさんが自分たちの代表者として市長と市議会議員を選び、市長は市民の参画を得ながら住みよいまちづくりをすすめ、議員は市議会を構成し市長が市政を行うのに必要な条例や予算などを審議し決めることとなっています。

（2）議長、副議長 

議長と副議長は、議員の中から選挙で選ばれます。議長は議会を代表し議場の秩序を保ち、会議を進めます。 副議長は、議長が病気や出張、その他の理由で不在の時に議長の代わりをつとめます。

（3）議会事務局

議会の庶務的事務や議員の職務の補助等、様々な事務を担当するところです。具体的には、本会議及び委員会に関する事務や、議会の様子をまとめた会議録・市議会だよりの作成など、議会の様々な事務にあたっています。

議会は、定期または臨時に市長が招集して一定期間開きます。定期的に開く会議を定例会、必要に応じて開く会議を臨時会といいます。 宮若市では定例会を年4回（3月・6月・9月・12月）開きます。議会に提出された議案等を議会の開会から閉会までの期間中（「会期」といいます）に審議します。

（1）本会議 

全議員で構成する議会の会議のことをいいます。本会議は、議案等を審議し、議会の最終的意思を決定する会議です。 ここでは、市長が提出した議案についての説明があり、これに対して議員は疑問点を聞き（「質疑」といいます）、意見を述べ（「討論」といいます）賛成か反対かを明らかにします。 このほか、議員には市の一般事務についての質問（一般質問）を行う権利が定例会だけに認められており、この一般質問をするのもこの会議で行います。

（2)常任委員会 

議会に常に置かれている委員会で、条例や予算などの議案や請願・陳情の審査を行います。宮若市議会には、総務委員会、教育民生委員会、産業建設委員会の3つの常任委員会があります。

（3）議会運営委員会 

議会の円滑な運営を行うため、議会運営全般について協議し、意見調整の場として設置されている委員会です。

（4）特別委員会 

必要に応じて特別に設置される委員会です。 宮若市議会には、議会広報調査特別委員会などがあります。