水痘は、いわゆる「みずぼうそう」のことで、水痘・帯状疱疹ウイルスによる急性感染症です。直接の接触や飛沫・空気感染により感染し、潜伏期は通常13~17日です。軽度の発熱と発疹がおこり、突然発症します。日本では、年間100万人程度が発症し、4000人程度が入院、20人程度が死亡していると推定されています。主に子どもの病気で、9歳以下での発症が90%以上を占めています。水痘ワクチンを接種しても、その後感染を受けると約20%の人が水痘にかかりますが、かかっても軽症ですむことが多くなります。
水痘ワクチンの副反応
水痘ワクチンは、水痘ウイルスを弱毒化した生ワクチンです。接種直後から翌日に発疹、じんましん、かゆみ、発熱等が現れることがあります。また、注射した場所の赤みや腫れ、しこりができたりといった副反応がみられることがあります。
日程
年間を通じて実施しています
場所
県内指定医療機関(県内指定医療機関以外で接種を受ける場合は、事前に健康対策係までご連絡ください)
接種の月齢 |
接種回数、接種間隔 |
生後12ヵ月から36ヵ月未満 |
計2回 1回目:標準的には生後12ヵ月から生後15ヵ月の間に1回 追加:初回終了後、3月以上(標準的には6月から12月)の間隔をおいて1回
※追加を接種する時点で、生後36ヵ月を越えている場合、追加の接種は定期接種の対象外となります。 |
※主治医と相談して接種してください。
※水痘にかかったことがある方は対象外となります。