飼い主さんへの5つのお願い
1.室内で飼ってください
猫にとって室外は安全ではありません。
交通事故やケガ、病気の感染、ノミやダニなどの危険から飼い猫を守るために、室内での飼育をしましょう。
(室内に上下運動のできる場所やリラックスする場所を用意するなど、飼育環境を整えると室内だけでも飼うことができると言われています)
2.不妊、去勢手術を行ってください
猫は繁殖能力が高く、年に2、3回出産しすぐに増えてしまいます。
責任を持って飼える頭数を超えないように、早めに動物病院で不妊・去勢手術を受けましょう。
3.迷子札をつけてください
猫は人間のように、迷子になっても自分の住所や電話番号を言うことができません。
飼い主の方が、迷子札やマイクロチップなどの標識をつけておきましょう。
4.絶対に捨てないでください
飼っている猫を捨てたり、引越しの時に置いていくことは禁止されています。違反すると処罰されます。
やむを得ず飼うことができなくなったときには、新しい飼い主を見つけるよう最大限の努力をしてください。
5.最後まで責任を持って飼ってください
猫は15年から20年くらいの寿命があります。
最後まで責任と愛情を持って飼いましょう。
飼い主のいない猫にえさを与えている人へ
野良猫にむやみにえさをあげないでください
平成28年度、嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所に持ち込まれた304頭の犬猫が殺処分され、その数は福岡県内でも上位です。そのうち猫は170頭で、約7割の122頭が子猫です。
「かわいそうだから」という理由で飼い主のいない猫にえさを与えた結果、次々と子猫が産まれ、保健所に持ち込まれているのが現状です。
次のルールを守って、不幸な猫を増やさないようにしてください!
ルールのない、むやみなエサやりは止めましょう
エサを与える場合は、近隣の人の理解を得てください。
公共の場所や他人の敷地内、駐車場等は迷惑になります。
土地、建物の所有者や管理者、近隣の人にも話をして、了解を得るようにしてください。
食べ残しは、きちんと片付けてください
エサの食べ残しがあると、カラスやネズミのエサになり、ハエなど害虫も集まり不衛生になります。食べ終わるまでその場で待って、すぐに片付け、痕跡を残さないようにしましょう。また、決まった時間に同じ場所であげましょう。猫にとって落ち着いた場所で定期的にエサを与えることで行動も温和になります。
エサをあげたら、ふん尿の始末もしてください
食べたら近くで排泄します。猫の尿はとてもニオイが強いものです。消臭剤などでニオイを消してください。ふんもきちんと片付けてきれいにしましょう。可能であれば、猫のトイレを自宅の敷地内など迷惑にならない場所に設置し、その他の場所で猫がふん尿をしないようにしましょう。
増えないように不妊・去勢手術を実施してください
猫は年間に2、3回出産し、一度に5匹前後の子猫を生みます。不妊・去勢手術をしないと、一年で10匹から15匹も増えてしまいます。そうなると、とても一人では世話をできません。
これ以上増えないように、不妊・去勢手術を実施してください。
皆さんのご協力をお願いします。
問い合わせ先
福岡県嘉穂鞍手保健福祉環境事務所
保健衛生課 生活衛生係
〒820-0004
飯塚市新立岩8-1
電話(0948)21-4973