ブックスタートは、すべての赤ちゃんのまわりで、楽しくあたたかいひとときが持たれることを願い、一人ひとりの赤ちゃんに絵本を手渡す活動のことです。絵本を通じて赤ちゃんとのふれあいを深めてもらおうとするこの運動は、1992年にイギリスで始まり、2001年から日本国内でも取り組みが始まっています。
ブックスタートはどこで受けられるの?
宮若市のブックスタートは、赤ちゃんの4ヵ月検診の時に行っています(毎月最初の火曜日※1)。場所は宮若市保健センターパレットで午後2時30分からの検診会場の一画にコーナーを設けています。検診の前後やその合間などに、ぜひお立ち寄りください。
※1)変更する場合がありますので、乳児健診のお知らせをよくご確認ください。
ブックスタートではどんなことをするの?
ブックスタートでは本の大切さを、司書(※)がご家族と赤ちゃんに直接伝えています。赤ちゃんのまわりで愛情をもって話しかけたり、本を読んであげたりすることは、赤ちゃんとの絆を深めるうえでとても重要な役割を果たしています。また、赤ちゃんへの絵本の選び方、読み聞かせを始める時期や読み聞かせの仕方なども説明しています。
※図書館などで、本や図書館の使い方を説明したり、調べもののお手伝いをしたりする人のことです。本に関する専門職の人のことをこのように「司書」と呼びます。
絵本がもらえるって本当ですか?
はい、本当です。宮若市ではおススメの絵本8冊の中から2冊セットにしたものをお渡ししています。
絵本を受け取った日から、すぐにおうちでブックスタートができます。また、絵本を入れるバッグやブックスタートのパンフレット、図書室の案内なども一緒にお渡ししています。
※絵本の種類は基本的には選べませんのでご了承ください。
4ヶ月検診に来られなかった!もうブックスタートは受けられない!?
大丈夫です。4ヵ検診に来られなかった場合でも、絵本は準備しています。ご希望に応じて、後日パレットや図書室などで受け取ることができますので、ご相談ください。
※受け取ることができるのは、宮若市の4ヵ月検診対象者で満1歳までの乳児です。
ちなみに、宮若市では4ヵ月検診でブックスタートをしていますが、4ヶ月というのは赤ちゃんの目も180度見え始め、なおかつ自分で動きまわれないので、読み聞かせを始めるのにちょうど良い時期だと言われているからなのです。何か気になることがあれば、いつでも司書へお尋ねください。