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自治基本条例の概要

最終更新日:

 

宮若市自治基本条例が制定されます。

平成22年12月議会で宮若市自治基本条例が可決され、平成23年4月1日より施行されました。
この条例は、「自治体の憲法」とも言われるもので、宮若市のまちづくりの基本となる理念を定めています。



自治基本条例って何?

自治基本条例が制定された背景

自治基本条例が制定された背景としては、地方分権の進展やNPO等の市民活動の活性化があります。地方分権一括法が制定され、自治体運営は国や県からの権限委譲により、その運営の自由度が増える一方で、地域の将来像を自ら描き、地域の特性を生かしたまちづくりを主体的に進めていく自己決定、自己責任、自己負担をしていくことが求められています。
また、多様化・高度化する市民ニーズに応えるため、必要な公共サービスは何かを的確に把握する必要が出てきました。
できるだけ、一人ひとりが必要とするものが何かを考えながら、みんなが参加し、満足して選択できることが求められています。
その結果、市民の皆さんと議会と行政が共に考え、話し合い、解決していく協働のまちづくりが必要となりました。
この協働のまちづくりの基本的なルールとなるのが自治基本条例です。

 

ポイントは「情報共有」と「まちづくりへの参加」

宮若市自治基本条例のポイントは「情報共有」と「身近なまちづくりへの参加」です。

 

●まずは、情報を共有することからはじめよう。
市では何が行われているか、何が問題なのかなどの情報をみんなで共有することが大切です。

具体的には次のようなことです。
(1) 広報やホームページ、パンフレットを見て情報を取り入れる。
(2) 出前講座を活用して市の動きを知る。
(3) いろいろな説明会に参加する。

 

●身近なまちづくりに参加する。
身近な地域のまちづくりに参加し、それぞれの地域で行われている「地域をより良くしていく活動」に参加することが大切です。

具体的には次のようなことです。
(1)地域のごみ拾いや草刈りなどの作業を通して地域の皆さんと交流する。
(2)高齢者の暮らしのお手伝いをする。
(3)登下校時などに子どもたちの安全を守るためにパトロールなどを行う。

 

 

新しい制度ができました

職員の地域担当制度

市の職員を地域に派遣する制度です。地域活動の計画策定やいろいろな問題に対する相談などに対応します。
今後、市役所内での体制を整備していくことに併せて、地域の皆さんに説明会を行っていきます。

 

パブリックコメント制度

条例や基本計画など市の重要な政策を決めるときに、広く市民の皆さんの意見を集め、意思決定に反映していくものです。
この制度を取り入れることで、宮若市の意思決定過程を透明にすることができ、公正に手続きを進めていくことができます。

 

住民投票制度

これまでにもあった地方自治法で定める有権者数の50分の1以上の署名による直接請求権を使用する住民投票とは別に、市が重要案件を決定する際に、市民の皆さんの意見を聞くために住民投票を行うものです。これにより市は市民の皆さんの意見を直接聞くことができ、その結果を尊重しなければなりません。

 

審議会などの委員の公募

現在でも審議会などへ市民の皆さんに参加していただいていますが、これを制度として確立し、公募の方法などを明文化します。

 

審議会などの会議の公開

これまでも審議会などは非公開にはしていませんでしたが、公開する仕組みもありませんでした。
今後は、原則的に公開することにより、市政の透明性を確保し、市民の皆さんの理解を深めることができると考えています。

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