平成28年度から始まった小中一貫教育では、英語教育の充実に力を入れて、取り組みを進めています。
グローバルな人材を育てる英語教育
平成26年度、文部科学省が追加募集を行った「英語教育強化地域拠点事業」に応募し、全国で十枠ほどのひとつに宮若市が採択されました。これにより、話す・聞く活動を中心に行ってきた内容から、小学校でも読む・書く活動を取り入れることができるようになりました。
宮若西中学校区では、先行して平成27年度より、1年生から4年生まで年間35時間、高学年では年間70時間の英語学習を行うようにしました。国の基準では高学年のみ年間35時間の授業時間数であるため、大幅に外国語に触れる機会が多くなります。そうして身につけた英語を使って、外国の人を含めたいろいろな人たちと積極的にコミュニケーションを図る態度や能力を育て、グローバル化に対応できる人材を育成していきます。小学校で英語に慣れ親しみ、楽しむこと、教科として取り組むことで、中学校での英語の授業へのなめらかな移行、目標や内容の高度化を図ることができます。
授業のようす
朝の活動時間などを利用し、絵を見ながら単語を発音をしたり、全校放送をかけて歌をうたいながら体を動かすなど、15分間のモジュール(短時間学習)を行っています。また、それぞれ学年にあわせた内容で進めています。