・甘い言葉をかけて子どもの気を引き、わいせつな行為を行う犯罪者。
・通学路や公園、アパートなどの共用場所での被害が多発しています。
誘拐、わいせつ行為、傷害など、子どもが危険な目に遭う犯罪が多発しています。犯罪者は、「好きなものを買ってあげる」「迷子になった犬を一緒に探して」などと、子どもたちが気を許しそうな言葉をかけます。
そして、樹木の陰など人目につきにくいところに連れ込む、駐車した車のドアを急に開けて車内に引っ張り込む、エレベーターの中で身体をさわる、通りすがりに刃物で切りつける、などといった卑劣な手口を使います。
対策
【対策1】
・子どもができるだけ一人にならないように気をつけること。
・日頃から子ども自身に防犯の意識や習慣をもたせることが大切。
犯罪者は、周囲に大人がいない時をみはからって犯行におよびます。道を歩くときや外で遊ぶときなどは、人通りの少ない場所は避け、できるだけ人通りの多い場所を通るように教えておきましょう。そして、子どもができるだけ一人きりにならないように心がけることも大切です。
また、知らない人はもちろん、知っている人でも保護者の了解なしについて行かないこと、連れて行かれそうになったら大きな声を出したり、防犯ブザーを鳴らしたりして助けを呼ぶことなど、子ども自身に防犯の習慣をつけさせるようにしましょう。
【対策2】・通学路の安全誘導や防犯パトロールなどに積極的に参加しましょう。
・地域の住民一人ひとりが防犯意識を強く持ちましょう。
少しでも犯罪をなくすためには、地域の大人が防犯意識を強く持つことが重要です。学校周辺の犯罪の温床となりやすい場所を確認しておく必要があります。
通学路での安全誘導や防犯パトロールなど地域住民による防犯ボランティア活動を行う地域が増えています。地域に住むみんなで参加し、大切な子どもたちを一緒に守りましょう。