保育実習が就職に影響することから、実習への経済的な負担を軽減することで、多くの人に宮若市内の認可保育施設に実習に来てもらえるよう、「保育実習受入強化事業」を始めました。
事業の概要
実習先までの交通費と抗原検査キットの購入費を、実習先の市内認可保育施設から支給します。(上限:1日あたり4,000円)
対象者
実習に来る学生を対象とします。ここでの実習とは、保育実習、幼稚園教諭免許の授与を受けるために必要な習得単位である教育実習、大学等が認めた自主的に行う実習で、3日以上のものをいいます。
また、学生とは、大学、専門職大学、短期大学、専修学校に在籍する人をいいます。
対象経費
交通費または抗原検査キットの購入費
助成金の額
次に掲げる経費の合計額で、1日あたり4,000円を上限とします。
交通費は居住地から実習先までの費用です。実習のため、一時的に帰省先から実習先に通う場合は帰省先からの交通費となります。
区分 | 備考 |
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交通費の内、公共交通機関の利用料金 ※電車、バスのほか、タクシーも対象とします。ただし、タクシーは他の公共交通機関によることが難しい場合に限ります。
| 往復料金を対象とします。最も経済的な経路及び方法によるものとします。 タクシーを利用した場合は領収書を必要とします。 |
交通費の内、自家用車の利用費用 ※家族の送迎も対象としますが、実習先の保育施設による送迎は対象としません。 | 1キロメートルあたり20円で、最短距離で計算します。往復距離の合計から小数点以下を切り捨てます。 |
抗原定性検査キット | 1日あたり1回分を対象とし、厚生厚労省が承認したものであることが必要です。 |
福岡市に在住する人が宮若市まで実習に来る場合の例です。交通手段に応じて(1)から(3)までに分類しています。
(1)自宅から博多駅まで自家用車を利用する。片道3.6キロメートルで往復で7.2キロメートルとなり、小数点以下は切り捨てます。
(4)上記(1)から(3)までを合計し、 1日当たり2,620円となります。上限(4,000円)を超えていませんので、全額助成することができます。実習が10日間ある場合、2,620円×10日=26,200円となり、最終的に26,200円を実習先の保育施設が助成します。(その後、実習先の保育施設が宮若市へ補助金申請を行い、最終的に市が保育施設に支払います。)
事業の実施期間
令和10年3月31日までとします。
申請手続き
学生証、居住地が確認できる書類などを添えて、実習先に提出してください。詳細は、実習先の認可保育施設にお問い合わせください。