作品名:越境する曼珠沙華
作者名:本岡 景太
学校名:武蔵野美術大学
コンセプト・作品解説
作者は「現実にあるものを自立させてつくること」をルールに作品を作っているそうで、今回は「花器に生けられたヒガンバナ」が「現実にあるもの」だといいます。
市内にたくさん咲く市の花ヒガンバナが、竹原古墳の壁画をモデルに作られた花器に生けられており、ヒガンバナを宮若市の人々に見立て、この場所から様々な境界を未来に向けて乗り越えてゆくさまを描いた作品です。
この作品は和紙でできており、作者は自身の彫刻によって、また宮若市の人々によってさまざまな問題から越境してゆくことを願って作成したそうです。