
光陵小学校完成イメージ図
構造:鉄筋コンクリート造 3階建て
延床面積:約7,800平方メートル
光陵小学校 1階
・主に1、2年生の利用を想定
・体育館、家庭科室、図工室を配置
・特別支援教室、通級指導教室などを建物の東側へ配置し、支援体制の強化を図りつつ、落ち着いた教育空間の確保に努める設計
・交流ホールやみんなの広場(屋外)を設け、多用途での利用が可能
・体育館の社会開放や家庭科室の地域開放を想定し、セキュリティなどエリア分けをして設計
・体育館が避難所となることを想定し、停電時でも一定時間空調利用ができるよう設計

光陵小学校 1階平面図

光陵小学校 2階
・主に3、4年生の利用を想定
・多くの児童の利用が見込まれる、図書室、パソコン教室を配置し、児童の移動の効率化を図る設計
・図書室、パソコン教室の間の壁は可動間仕切りとし、調べ学習などの利用が可能な設計
・プールを建物2階部分の屋外へ配置し、児童の移動の効率化を図るとともに、外部からの視線が届かないことで利用時の安全性を高める設計
・プールは最深0.45メートルの小プールと最深1.05メートルのプールを設置し、様々な学習形態へ対応できる設計
・各階に多目的ルームを設け、廊下側の壁を可動間仕切りとすることで、解放スペースや普通教室としての利用など幅広い利活用が可能

光陵小学校 2階平面図
光陵小学校 3階
・主に5、6年生の利用を想定
・理科室、音楽室を配置。音楽室は防音機能を有し、他の教室へ配慮した設計
・各階にエレベーターを設置し、移動に支援が必要な児童などへ配慮した設計
・各階に配膳室を設け、児童による給食の運搬は、エレベーター横の配膳室から各教室までを想定

光陵小学校 3階平面図
その他の施設
・グラウンドの広さは、約7,000平方メートル。グラウンド内に遊具や砂場、多目的トイレを備えたトイレ施設を設置
・屋上に太陽光発電設備を設置
・敷地内の駐車可能台数は150台以上を確保
・児童などの歩行者と車両が敷地内で交わることのない、歩車分離とする同線配置

宮若市給食共同調理場 完成イメージ図
構造:軽量鉄骨造 2階建て
延床面積:約1,580平方メートル
給食共同調理場 1階
・調理スペースや事務などの執務室スペースを配置
・非汚染作業区域と汚染作業区域を分離し、かつドライシステムを採用することで、より安全安心な給食調理が可能
・アレルギー専用調理室を設け、将来的にアレルギー対応食(除去食)を提供予定
・米飯炊飯室を設け、米飯給食の提供が可能(これまでは、業者が炊いたご飯を購入し、各校に配膳)
・新たな配膳用コンテナを採用することで、適温給食(温かいものは温かく、冷たいものは冷たく)の提供を可能とし、かつ、洗浄後の食器等をコンテナごと消毒することが可能となり、衛生面と作業の効率性を向上
※光陵小学校については、渡り廊下を通じ、配膳します。

給食共同調理場 1階平面図
給食共同調理場 2階
・食育学習のためのスペース(会議室)を設置し、2階吹き抜け部分から調理場の見学が可能
・調理員の休憩室兼更衣室を配置
・屋外設備スペースは、周辺環境に配慮し目隠しを設置

給食共同調理場 2階平面図

給食共同調理場 完成イメージ図
学童・子育て支援センター
光陵小学校の開校に関連し、宮田学童保育所、宮田東学童保育所を光陵学童保育所として整備を行っていきます。また旧第三保育所の施設を活用している「子育て支援センターさくらんぼ」についても、施設の老朽化や施設利用者の利便性を考慮し、新たな「子育て支援センターさくらんぼ」として、「光陵学童保育所」とともに2つのエントランスを持つ1つの施設としての建設を行います。
同施設も、光陵小学校や給食共同調理場と同様に令和4年4月の供用開始を目標として、今後工事を行っていきます。

光陵学童保育所・子育て支援センターさくらんぼ 完成イメージ図
光陵学童保育所
・宮田学童保育所と宮田東学童保育所を再編し光陵学童保育所として整備
・現在の2つの学童保育所(上記2施設)の利用定員を合わせた90人の児童の受け入れが可能
・施設は2階建てとし、1階に保育室を1室、2階に保育室を2室配置し、各階にトイレを整備
・各階にシャワーパンを整備し、体調不良時などに対応が可能
・各保育室と別に静養室や事務コーナー、給湯室を区切り、児童・指導員ともに利用しやすい施設となるよう配慮
・光陵小学校からの児童の登所は、歩行者専用通路による敷地内移動とすることで児童の安全面に配慮
・土曜日の利用や送迎のため、学校施設とは別に駐車場を整備
子育て支援センター さくらんぼ
・現在の「子育て支援センターさくらんぼ」(旧第三保育所利用)の機能を移転
・光陵小学校のほか、宮若さくらこども園や光陵グリーンパークといった子育て・教育関連施設と連携しやすい場所へ移転し、子育て相談や親子の交流の場を確保するなど子育て世帯を中心とした市民の利便性の向上を計画
・親子で遊びを楽しむ「あそびの広場」の保育室は、子どもたちが元気に動き回れるよう十分な広さを確保
・就学前の児童を預かる一時預かり保育室は、年齢に応じて保育できるように2部屋を整備
・現施設と同じく事務室や調理室を整備し、給食等の提供も継続