宮若市内の各所でクロバネキノコバエが大量発生する可能性があります。
概要
4月から6月、9月から11月に、大きさ1、2ミリメートルのクロバネキノコバエが大量発生することがあります。
クロバネキノコバエは、刺す、噛むなど人に被害を及ぼすことはありません。
体長:1ミリメートルから2ミリメートル
体色:黒もしくは黒に近い褐色
羽:あり
クロバネキノコバエの生態
気温や湿度が上昇することにより、大量発生することがあります。雨が降った翌日が晴れると、多く発生します。
1日のうちでは、朝方(夜明けから午前10時頃まで)に多く発生します。
水分を適度に含んだ腐葉土などがある場所(野山、畑、植木鉢等)に産卵し、幼虫、さなぎを経て、20日程度で成虫になるといわれています。
クロバネキノコバエは発生のメカニズムなどで不明な点が多く、駆除することが難しい虫です。
梅雨があけるとともに発生が減少していく傾向にあるようです。
対処法
朝方は窓を閉める、隙間を塞ぐなど隙間対策をとってください。網戸に殺虫スプレーを噴霧することも効果的ですが、新たな発生を抑えることはできません。
屋内換気扇を使用する場合、窓を閉め切ると屋内の気圧が低くなることで成虫がドアやサッシの隙間から吸い込まれることがあるため、大量発生している時間帯での換気扇の使用には注意が必要です。