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クリミア・コンゴ出血熱

最終更新日:

クリミア・コンゴ出血熱とは

クリミア・コンゴ出血熱ウイルスによる出血熱を特徴とする感染症です。このウイルスは、哺乳動物とマダニの間で維持されていますが、ヒトはウイルスを有するマダニに咬まれたり、ヒツジなどの家畜を解体する作業中に血液に触れたりした場合に感染します。患者体液との直接的接触でも感染することがあります。

特別な治療法はなく、死亡率の高い感染症で、特に、中央アジアや中東では毎年患者が発生しています。最近ではインドやパキスタンでも患者が報告されており、2016年にはスペインで初めて患者が報告されました。

  

症状と治療

ウイルスを有するダニに咬まれてから通常1~3日、感染症の血液に触れてから通常5~9日で、突然の発熱、頭痛、筋肉痛、リンパ節の腫れ、発疹、血便、鼻血などの出血症状がみられます。症状出現後2週間程度で約30%が死亡します。回復する場合には、症状出現後9~10日で症状が改善します。

現在、クリミア・コンゴ出血熱に有効なワクチンはなく、患者の症状に応じた治療(対症療法)となります。

 

感染経路

ウイルスを持ったダニに咬まれることにより感染します。また、感染した動物や患者の血液や体液に直接触れることにより感染します。

  

感染予防

ダニが特に活動が活発化する時期(春から秋)、ダニが多数生息する地域への渡航をひかえましょう。

屋外ではDEET(ディート:忌避剤)を含有する虫よけスプレーを使用し、衣服や肌にダニが付いていないか確認し除去しましょう。

草の茂ったマダニの生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボンを着用し、サンダルのような肌を露出するようなものは履かないことなど、マダニに咬まれないように予防し、もし発症した場合には、早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要です。

 

危険のある地域

北緯50度以南のアフリカ、バルカン半島、中東、アジアに広く分布しています。


クリミア・コンゴ出血熱分布

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